仕事が回らなくて限界のとき|30代会社員が実践した立て直しと不眠対策

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突然、仕事が回らなくなる瞬間はありませんか?

これまでは何とかやりくりできていたのに、ある日突然、仕事が手につかず、進まず、こなせない状態になる。

「やるべきことは山ほどある。全部大事に思える。でも、手が動かない。」

そんなとき、頭の中は常にざわついていて、オフィスを出ても、家に帰っても、寝る前の布団の中でも、何かに追われているような感覚に陥ります。

私も30代で子どもがいる身として、「家では良いお父さんでいたい」と思いながら、仕事のストレスを引きずって帰宅してしまうことが何度もありました。


この記事の目的

「仕事が突然うまく回らなくなった」「精神的に追い込まれている」そんな状態から、どうやって自分を立て直したか。

うまくいかなかった自分の実体験を元に書いています。

もし今「もう無理かも」と感じているなら、少しでもヒントになれば嬉しいです。


真面目な人ほど「自分のせい」にしてしまう罠

こういう時、真面目な人ほど自分のやり方が悪かったのか、段取りが悪いのかと、全部自分の責任にしてさらに追い込まれてしまいます。

私も何度もこの「ぐるぐる思考」にハマりました。

特に責任感の強い人や、周りに迷惑をかけたくないと思う人ほどこの罠にはまりやすい。

でも、自分を責めても状況はよくなりません。

むしろ精神的に追い詰められ、本来のパフォーマンスも出せなくなってしまいます。


頭がパンクしたとき、まずやったこと

本当に手が止まったとき、私はまず以下のことを試しました。

1. 頭の中のものをすべて書き出す

紙とペンで、今抱えているタスクや「やらなきゃ」と思っていることを全部書き出しました。

ポイントは「頭から外に出す」こと。

脳は同時にたくさん考えるとパンクします。思考の渋滞状態では、まずメモリを開放するのが必要です。

書き出すと、「これは今日じゃなくてもいい」と冷静に判断できることも多いです。

2. 「やらないこと」を決める

全部完璧にやるのは無理だと割り切り、「後回し」「他の人に頼む」「諦める」ことを線引きしました。

特に完璧主義の人や責任感が強い人は、全部自分でやろうとしがち。

でも優先順位をつけ、本当に重要なことに集中するしかありません。

3. 人に頼る勇気を出す

どうしても無理なことは、勇気を出して周りに相談しました。

最初は「仕事を押し付けるみたいで嫌だ」と抵抗がありましたが、黙って潰れる方が迷惑になると考え、言えるように。

実際は意外と協力的で「なんで早く言わなかったの?」と言われることも多かったです。


眠れない夜の過ごし方

仕事を整理しても、夜になると仕事のことがぐるぐる頭に回りますよね。

「明日のあれ、間に合うかな」「今日の対応、まずかったかも」「メール返信してないやつあったっけ…?」

布団に入っても眠れない。そんな夜もありました。


頭の中を「退避」させてから寝る

不安やタスクをすべて紙に書き、「明日やるから大丈夫」と自分に言い聞かせる。

寝る前の脳のメモリ整理として効果抜群です。

書いたノートを枕元に置くと安心感が出ます。

人の脳は「忘れてはいけない」と思うことがあると緊張状態に。

紙に書くことで「外部メモリ」に保存し、脳がリラックスできます。


脳の電源を切る時間を作る

寝る前のスマホや仕事関連の画面は頭を覚醒させます。

私は最近、ゆるいエッセイなど仕事と関係ない本を読むようにしています。

ブルーライトも睡眠の質を下げるので、寝る1時間前からはスマホを触らないようにしました。

最初は不安でしたが、夜中のメールは明日見ても問題ないことがほとんどだと分かりました。


眠れない自分を責めない

眠れないときほど「早く寝なきゃ」「また明日しんどい」と焦ると、余計に眠れなくなります。

「横になってるだけでも回復している」「寝られなくても明日はなんとかなる」と声をかけるようにしました。

完全に眠れなくても、目を閉じて横になるだけで体は休まります。

「眠れない」ことを責めないことが大切です。


今だから思うこと

仕事が回らなくなったとき、「努力が足りない」と思い無理に動くと、心が折れます。

大事なのは「頑張らなきゃ」と思う自分を助けること。

つまり、「自分を支える行動」をすることです。

タスクを書き出す、やらないことを決める、人に頼る、寝る前に脳の電源を切る。

これらはすべて、自分を守るための手段でした。


完璧を目指さない勇気

30代になると後輩も家族もいて「しっかりしなきゃ」という気持ちが強くなります。

でも完璧を目指しすぎると、かえって動けなくなることがあります。

「60点でも動き続ける」方が、「100点を目指して止まる」より結果が良いことが多いです。


家族への影響も考えて

仕事で追い詰められていると家でも余裕がなくなります。

子どもが話しかけても上の空で返事したり、妻に八つ当たりしたり。

でもストレス処理が上手くなると家族との時間も充実します。

「お父さん、最近優しいね」と言われたときは本当に嬉しかったです。


今しんどい人へ伝えたいこと

今まさに「うまく回らない」と感じているなら、自分を責める前に頭を整理し、手放せるものは手放してください。

私もまだぐるぐる思考に陥ることがありますが、その度に「もう一度立て直そう」と繰り返しています。

小さく立て直し、うまく休み、また進む。

その繰り返しで何とかやっていけます。

一人で抱えず周りに相談することも大切です。

同じような経験を持つ人は意外と多いですし、一時的にペースを落としても長期的に大きな問題にはなりません。

「今日一日を乗り切る」を目標に、少しずつ前に進みましょう。


読者への問いかけ

あなたが仕事で追い詰められたとき、どんな方法で乗り越えましたか?

同じ経験を持つ人同士で体験談を共有できたら嬉しいです。

コメント欄で、あなたの「立て直し方法」を教えてください。

Photo by Emily Morter (@emilymorter) on Unsplash

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