仕事のモヤモヤが頭から離れない夜、ありませんか?
仕事が溜まりすぎてパンクしそうなとき。
人間関係にイラッとしたとき。
「もう何も考えたくない」「一回忘れたい」
そんな瞬間、誰にでもありますよね。
私も仕事のストレスを何日も引きずるタイプです。
事務所を出ても電車でも、風呂でも、寝る前の布団の中でも、考えがぐるぐる頭に残って、まるで煙のように消えません。
特に30代で子どもがいると、家では「お父さん」として切り替えたいのに、仕事のストレスを引きずって帰宅してしまうことがよくあります。
「忘れよう」とするほど思い出してしまう理由
多くの人が試す「仕事を忘れる」方法。
- 同僚と飲みに行く
- スマホでYouTubeを見る
- ひたすら寝ようとする
確かにその場ではラクですが、家に帰って一人になると、すぐに思考が戻ってきませんか?
心理学的には、「考えるな」と言われるほど、かえってそのことを考えてしまう脳の性質があるのです。
「白いクマのことを考えるな」と言われたら、逆に白いクマが頭に浮かんでしまう、あれです。
つまり、「逃げる」だけでは根本的な解決にならないのです。
「消費」ではなく「創造」に意識を向ける
では、どうすれば本当に仕事を忘れられるのか。
私が試して効果があったのは、
「自分が主体となって、何かを生み出す」ことでした。
つまり、「消費」ではなく「生産」に意識を切り替えること。
ブログを書く、DIYをする、料理のレシピを自作する、写真を撮って編集するなど、
自分で考え、作り出す行動には自然と集中が求められます。
この「ゾーンに入る」状態では、意識は完全に“今”に向かい、仕事のストレスや感情は一時的に遮断されます。
私が実践している具体的な方法
ブログを書くという小さなチャレンジ
今このブログを書いている時間がまさにそうです。
通勤電車の中でモヤモヤと向き合いながら、
「誰かの役に立つかもしれない」と思って文章を組み立てると、
仕事のイライラが後ろに追いやられる感覚になります。
もちろん大きな影響力があるわけではありませんが、
「もしかしたら誰かに届くかもしれない」という気持ちで心が満たされます。
料理での気分転換
平日の夜に簡単な料理を作ることも始めました。
「今日は俺が作る」と妻に宣言し、クックパッドの新しいレシピに挑戦。
包丁でキャベツを切り、フライパンで肉を焼いている間は、仕事のことを完全に忘れています。
子どもがおいしいと言ってくれると、嫌なことが吹き飛びます。
誰でもできる簡単な「没頭」の始め方
- 手帳やノートに「今日感じたこと」「明日やりたいこと」を書く
- スマホの録音機能で考えを音声で記録し、客観視する
- ChatGPTに相談しながら文章やアイデアを組み立てる
共通するのは、
「自分が主役になれる活動」
テレビやYouTubeを見たりお酒を飲んだりする受動的行動ではなく、
自分で決めて何かを作り出す能動的な行動が、脳を仕事モードから切り替えるスイッチになります。
「没頭」がもたらす意外な副産物
この方法を続けて気づいたのは、
ただストレスを忘れるだけでなく、新しいスキルや知識が身につくこと。
- ブログを書くことで文章力アップ
- 料理で家族との時間が増える
- 写真撮影で日常の美しさに気づく
ストレス解消しながら自分も成長できるのは、単なる「逃げ」にはない大きなメリットです。
家族との時間も豊かに
何より嬉しいのは、家族との関係が良くなったこと。
仕事のストレスを引きずっていた頃は、子どもが話しかけても上の空でした。
でも、通勤中にブログを書き、帰宅後に料理をすることで心にゆとりが生まれ、家族と向き合えるようになりました。
妻からも「最近穏やかになったね」と言われるように。
まとめ:仕事から離れるには「没頭」という選択肢もある
「仕事を忘れよう」とするだけでは、思考はなかなか切れません。
受動的な行動は一時的な安らぎに留まります。
でも、自分の意識を創造的な活動に向けると、深く集中して自然に頭が切り替わります。
ブログや料理、写真などの創作活動は、気軽で現実的な「仕事リセット術」の一つです。
すべての人に合うわけではありませんが、
もし「仕事を引きずってつらい」と感じていたら、
ぜひ「自分が主役になれる小さな活動」を始めてみてください。
きっと気持ちが軽くなる瞬間が訪れるはずです。
読者への問いかけ
あなたが実践している「気持ちの切り替え術」があれば、ぜひコメントで教えてください!
同じ悩みを持つ人の参考になると思います。
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