仕事で尊重されたい。
評価も昇進も、できれば手に入れたい。
…でも同時に、家庭や自分の時間も守りたい。
この二つが両立できないと感じる瞬間、ありませんか?
仕事と家庭のはざまで
20代の頃は、時期によっては仕事に没頭できた時期もありました。
それは今でも大切な経験だと思っています。
しかし30代で結婚し、子どもが生まれると、急に「家庭」が人生の最重要事項になりました。
仕事は本来、人生を豊かにするための手段のはず。
それでも、平日の大半の時間を費やすからには、意味あることをしたいし、人の役にも立ちたい。そして自分が成長している感覚も欲しい。
…でも、その時間と気力・体力が残っていないのです。
昇進の裏にある負担
ある日のこと。
長男の保育園で「親子一緒に遊ぼう会」というイベントがあり、有給休暇を取って参加するつもりでした。
ところが、担当していた重要プロジェクトが炎上。さらに主要取引先から至急の契約条件変更依頼が入り、どうしても抜けられなくなりました。
妻だけが参加することに。
帰宅後、何の文句も言わずに「お仕事大変だね」と労ってくれた妻の言葉が、逆に胸に刺さりました。
この時ふと思ったのです。
「昇進したら、こういう場面がもっと増えるのではないか?」と。
ChatGPTとの対話で見えたこと
そんな中、ChatGPTに相談してみました。
返ってきたのは、思い込みを揺さぶる言葉。
“「頼られる=仕事が増える」この構図は本当に絶対ですか?”
たしかに、私は「評価=忙しさ倍増」と思い込んでいました。
でも、それはやり方次第で変えられるかもしれない。
たとえば昇進後でも、負担を減らす方法は探せるはずです
3つの小さな実験
そこで私は、次の3つの実験を始めてみました。
- 自分しかできない仕事を明確化する
逆に「自分以外でもできる仕事」は積極的に委ねる。 - レスポンスの時間帯を決める
24時間即対応をやめ、緊急度に応じた対応時間を宣言する。 - 家庭行事は先に予定に入れる
仕事よりも先に予定表に家庭行事を書き込み、ブロックする。
「尊重される」とは何か
ChatGPTとの対話で気づいたのは、
「尊重される」ことは必ずしも職位や役職だけで決まるわけではない、ということ。
“「あなたの存在や能力を認めてくれる人がいること」それ自体が、尊重されている証拠です。”
もちろん、評価や昇進を目指すことは悪くありません。
でも、自分が大切にしたい価値や生き方を犠牲にしてまで得る必要があるのか──それは常に問い続けてもいいのだと思います。
終わりに
今の時代、「会社での評価」だけが尊重を測る物差しではなくなりつつあります。
家庭、趣味、地域活動…多様な場で尊重される生き方が許容される時代です。
もしかしたら、このテーマは私にとって、ずっと考え続ける宿題になるのかもしれません。
そして、同じ悩みを持つ誰かのヒントにもなれば嬉しいです。
あなたにとっての“尊重される生き方”は、どんな形ですか?
コメント欄でぜひ教えてください。
Photo by Hunters Race (@huntersrace) on Unsplash
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